原作コミックの感想、このブログでは第6巻まで書いて、
保留になっていたけれど、第15巻まで、読み切りました。

たぶん、映画公式ホームページの印象だと、
原作のエピソードを取り入れつつ、映画オリジナルのストーリィなのかなと思う。


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なので、すごく、映画に期待している。
というのも、コミックの後半は、展開がかなり抽象的で、
名越という人の内面にどんどん入り込んでいくような、
難解さがあって、ほんとうに何が描かれていたのか、
解釈がむつかしかったから。

わたしの、自分勝手な解釈を披露すると、
自分自身と折り合いがつけられなかった人の物語なのかなということに・・・
今、見えているものとか、聞こえているものとか、
考えていることも、すべて脳の働きなので、
わたしという存在があるから、この世界が存在していることになる。
ここで、名越という人が記憶を失っていることが大きなカギになる、
彼は、自分を失いたかった、根本から受け入れられなかった。
本当の自分は違うはず、ところが違う自分をいくら模索しても、
やはり、それは違う。結果的に、記憶を失い、
ホームレスのような生活に落ち着いていたのかな・・・無気力な。
彼にトレパネーションを施術する伊藤という研修医も
自分を受け入れられない人で、名越の過去を知っている。
トレパネーションの結果、見えたものは、
他者の異様な姿でありながら、名越自身を思い起こさせるものだった。
どんどん、自己の内面に入り込むうち・・・

最終巻の結末は、いろんな解釈があると思うけれど、
わたしは、ある種の救いのように感じました。
これから、本当に名越は自分自身と向き合う時間を得られるのだと。

映画が、よい答えを示してくれるのか?
それとも、さらに深い疑問の中に導くのか?
とても、とても、楽しみです。
Trpanation の歌詞がヒントなっているようにも感じます。