
もう、何回目かな。いまも第5話を見ながら、感想書いています。
外国人実習生のつらい現実が描かれた第5話。
日本は<夢の島>だったはずなのに・・・・
(<夢の国>ではなくて、<夢の島>なんだね。ゴミが積み上げられていた
皮肉な名前の埋め立て地みたいだ・・・)
いま見ているシーン、ベトナム人実習生の
マイちゃんが、「日本嫌いになりたくなかった」って泣いている。
伊吹・・・
「国の罪は俺たちの罪なのか」
「俺がごめんねって言っても何10万ものロボットにされた人たちは救われないんだよ」
「みんなどうして平気なんだろう・・・」
志摩・・・
「見えてないんじゃない?」「見ない方が楽だ」
「見てしまったら世界がわずかにずれる」
(ここで、マイちゃんと水森の写真、そして水森の映像)
「そのずれに気づいて、逃げるか、また眼をつぶるか」
伊吹・・
「それ志摩の話?何かに気づいて自分が信じられなくなった・・」
(志摩がフラッシュバックした映像のカット)
ほんとは最初から最後まで、書き起こしたいほど、
魅力的な脚本なんだけど・・・・
あきらかに水森は「見えていた人」なのに、
選択を間違えてしまった。
ループ・ゴールドバーグ・マシンの分岐点、間違った方向に
転がって、落っこちてしまった・・・
「はじめから、こういう人間だ」って言葉は嘘。
「これまでたくさんの人を日本に入れてきた」
「300人、400人、500人の人材」
「マイさんといるとあの人たちひとりひとりのことを考えてしまう」

「外国人は日本に来るな」
「ジャパニーズドリームは全部嘘だ」
水森の最後の叫び・・・
志摩の言葉、
「水森は少しは楽になったのかな。罪を叫んで裁かれることで」
「気づいてしまって、ずれた世界を伊達メガネでごまかして」
「ごまかしきれなくなったんだろうな・・・きっと」
ドラマ自体が面白いだけではなく
ほんとうに毎回、胸にささる。
伊吹が尊敬するガマさんの言葉、
「何だってそうだ。まともにやろうとする人間と
抜け道捜して悪さする人間がいる」
つらい現実だね・・・あと・・・
・桔梗は今回ワンシーンしか出なかったけど、やっぱりかっこよかった。
・九重の方言は何?
来週は、志摩の「相棒殺し」の真実が描かれるようだし、
成川岳くんと謎の男、菅田将暉さんの登場もありそう。
うーん、また1週間、待つしかないんだね。
楽しみに、待ちます。